20日から予定しておりました稲刈りですが、皆さんに作業いただいた田んぼの稲刈りは無事20日に終了しましたので、報告させていただきます。
天候にも恵まれ、暑い中でしたが収穫することができました。(今日も自然学校用の田んぼの稲刈りをしています)





このお米はまた皆さんの食卓に並べられるよう、処理を行っていきます。
稲刈りから食卓に並ぶまでの流れを簡単に説明しますと、
①稲刈り
田んぼに実った稲を刈り取ります。
②脱穀(だっこく)
稲から籾(もみ)を取ります。籾の中に実(玄米)があります。
③籾の乾燥
25~30%程水分を含んでいるので、15%程まで乾燥させます。
④籾摺り(もみすり)
籾の皮をむいて、玄米の状態にします。
⑤精米(せいまい)
玄米を白米にします。スーパー等で売られている状態です。
⑥食卓へ
精米したお米を炊くと、ご飯になります。
ちなみに①と②までは稲刈り機(コンバイン)がやってくれます。
稲刈り機がなかった時や棚田など機械が入らない場所では、未だに「稲木」と呼ばれる洗濯干しのようなものを田んぼに作り、そこに刈り取った稲を束ねてかけて干しています。
そこで乾燥をさせ、その後脱穀などを行います。ちなみに稲木で天日干しされたお米は更においしくなるとか。
この様子は動画でもまとめる予定です。
動画ができましたら、またお知らせいたします。

稲刈りと一緒に、わら細工用にわらも作りました。
数日干して乾燥させます。
農園の方ですが、さつまいもを試し掘りしてみました。

1株から3つ芋が出てきました。大きさも手頃で、芋が無事あったことに一安心です。
こちらもお米と一緒にお渡しできればと考えています。
おまけ
稲刈り中に撮った写真をいくつか紹介させていただきます。

稲につくイナゴですね。
稲刈り機で刈り取っていると、稲の中からたくさんのイナゴが飛び出してきます。

こちらは童謡にもなっている赤とんぼ(アキアカネ)ですね。

トンビが電柱に飛来しました。他の田んぼでも同様に稲刈りをしているところがあり、エサを探しているようです。
稲を刈ると、隠れていた生物が出てくるので、それを狙って飛んできています。
他にもツバメやカラス、サギなども田んぼにやってきますよ。
今回はかなり文章がたくさんになりましたが、報告は以上です。
また稲刈りに入るまでの田んぼたちの成長の様子をまとめたたよりをお届けする予定です。
それではまた🐸ノシ